オフカメラで自由に | Profoto (JP)

オフカメラで自由に

01 2月, 2021

執筆者:: Profoto Japan

屋内撮影でも普段自然光で撮影しているが、撮影当日のお天気が悪かったり、日当たりが悪い部屋しか用意できなかった場合に困っているという相談をよく受ける。小型ストロボ Profoto A10 を使うとそのような場合にも、明るいやわらかい雰囲気や影を生かしたシックな雰囲気など、思い通りの場を手軽に演出できる。

Profoto A10 のオンカメラでの自然な美しい光の作り方をこちらで紹介したが、今回はオフカメラでの撮影のコツを紹介する。お洒落な一軒家での十歳の女の子の撮影現場よりレポートする。

ストロボがカメラの上に固定という制約があるオンカメラとは異なり、ストロボをオフカメラで使う最大のメリットは、もちろんライトを好きな場所に置けること。

カメラのホットシューにシンプルなトランスミッター Profoto Connect を取り付けて、オフカメラの Profoto A10 とチャンネルを合わせるだけで、簡単にオフカメラ撮影を始めることができる。

まず、窓辺のソファーに座る女の子をシックに描き出したショットをご紹介。

ストロボ光優勢でしっとりと描き出すため、環境光のみでは暗めになるように露出を決めた。

ストロボなし

ここに、女の子の右手側の窓からの環境光と同じ方向から、ソフトバウンスを取り付けた Profoto A10 を、女の子の右手側、顔近くに置いて加えた。鼻筋にハイライトが入り、ハイライトからシャドーへのなだらかなグラデーションが美しいショートライトで、女の子をしっとりと描き出した。

ソフトバウンスを取り付けた Profoto A10 を照射。

ソフトバウンスはヘッドの小さい Profoto A10 で手軽にソフトボックスのようなやわらかい光を作るのに最適だが、やわらかい影にするためにはなるべく被写体に近づけて使うのがポイント。

次は、オフカメラの Profoto A10 を壁バウンスした光を活用した例をご紹介。

窓辺に立つ女の子を撮影する。

窓からの環境光のみでは暗めの露出にして、女の子の左手側の壁に向かってバウンスさせた光を加えた。

ストロボなし

こうすることで、背景を飛ばすことなく、女の子をやわらかい自然な光で描き出すことができた。ここでも、窓からの環境光と同じ向きからストロボを加えることと、壁バウンスで光源を大きくしたことが、自然なやわらかい光を作るポイントになっている。

Profoto A10 を壁バウンスで照射。

さて、やわらかい光を手軽に作るには、ソフトバウンスのようなアクセサリーを使うこととや、天井や壁でのバウンス光を使うことに加えて、薄い白い布を通した透過光を活用する紗幕ライティングも便利な手段の一つ。

ここでは天井バウンスした光を、さらに白い布を通して拡散させることで、大きな面光源を作った。

環境光はほぼ切った状態で、全体に回したやわらかいストロボ光で女の子を包み込んだ。

ストロボなし

女の子の後ろの白壁まで光がしっかり回って、フラットな明るい雰囲気で女の子を描き出すことができた。

Profoto A10 を天井バウンスしてさらに白い布を通して女の子に照射。

最後に、オフカメラの Profoto A10 をリムライトとして活用した例をご紹介。

自然光が差し込むリビングの窓際に立つ女の子を撮影した。

まず、自然光のみでは若干顔が暗めになる露出に決めた。

ストロボなし

ここに、女の子の左手後ろ側から Profoto A10 をカメラに向かって加えた。

リムライトを加えたことで女の子の顔の輪郭が美しく際立ち、女の子の生き生きとした表情を捉えることができた。

Profoto A10 をリムライトとして女の子の背後から照射。

リムライトをカメラの画角に入るか入らない場所から発光させることによって、フレアのような効果を出すこともできる。画角に入れると効果が大きくなり、逆に少し外すことで効果を抑えることができる。

Profoto A10 をリムライトとして女の子の背後から照射。

 

Profoto A10 を使ったオフカメラでのバリエーションの出し方を紹介したが、ライティングの上達には何といっても、光を読む力をつけて、自分で試行錯誤すること。小型ストロボを使う際には、自然光と喧嘩はせずに生かすことと、やわらかい光を作るためには光源を大きくすることを心に留めて、ぜひ色々と試してみて欲しい。

 

撮影チーム:
フォトグラファー SHUN
モデル 渡辺 みあ(シュガーアンドスパイス)
スタイリスト 谷川 夢佳
ヘアメイク 本間 ひとみ
BTSフォトグラファー・ビデオグラファー 谷川 淳
衣装協力 HOUGA

執筆者:: Profoto Japan

このストーリーで使用された製品

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