世界屈指の文化都市・京都を舞台に開催される国際的な写真祭「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」。国内外の作家の貴重な写真作品と、趣きのある歴史的建造物やモダンな近現代建築といった空間の織り成すハーモニーが必見の写真祭で、弊社は今年も協賛しております。

今年の目玉は、写真家として50年以上第一線で活躍し「ポートレートの巨匠」と名高いアルバート・ワトソン。長年にわたる Profoto 愛用者でもあります。

Profoto Stories の記事としてもご紹介したアルフレッド・ヒッチコックの作品やケイト・モスの作品、CDジャケットの音楽を表情で表現した坂本龍一のポートレート作品など、とても見ごたえのある展示です。

KYOTOGRAPHIE に合わせた来日していたアルバート・ワトソンのトークイベントでは、「光が写真のすべてだ。光が創造性の鍵だ」「一流になりたいなら、執念と情熱(obsession and passion)が大切だ」と語られていたのが印象的でした。若手のフォトグラファーへのメッセージとしては、「撮影に向けて、必ずリサーチを行ってコンセプトを自分のものにして、事前の準備を最大限行うことが大切だ」「上達の極意は、毎日自分自身で試行錯誤を重ね、何が原因でうまく行ったり行かなかったりするのかを学び続けること」と力説されていました。



二条城や建仁寺、京都らしい町屋、京都新聞印刷工場跡などの特別な空間と、素晴らしい写真作品のコラボレーションを、新緑の季節の京都の街歩きと併せてぜひお楽しみください。5月12日までの開催です。詳細は KYOTOGRAPHIE 公式サイトをご覧ください。