Emily Dahlがフラッシュライト&ビデオライトで、1920年代にインスピレーションを得たビューティー写真を撮影 | Profoto (JP)

Emily Dahlがフラッシュライト&ビデオライトで、1920年代にインスピレーションを得たビューティー写真を撮影

05 2月, 2020

執筆者:: Sofia Sigfridsson

ファッション/ ビューティーフォトグラファーのEmily Dahlにとっては、すべての写真の背後にストーリーがあります。そのストーリーに命を吹き込むために、写真と動画を組み合わせます。「私はストーリーテラー、語り手です。なので、皆さんにストーリー全体を、最初から最後まで、知ってほしいと思っています。Profoto B10を使えば、そのストーリーを完成させることができます」とEmilyは言います。

Emily Dahlは10代の頃、「Vogue」や「Elle」などのファッション誌を購入しては、印象的な写真を切り取り、大きなボードに貼り付けていました。そうすると、何度も眺めることができるからです。「見た人がページを切り取り、保存するくらい感動するものを撮ることが、あらゆる撮影における私の理想であり、ゴールです。ファッション撮影では、舞台裏のシーンも合わせて見せることで、より多くを伝えることができるのです」とEmilyは言います。 

ソーシャルメディアにより動画のニーズが高まる

Emilyは、撮影舞台裏の動画へのニーズが高まっていると、特に雑誌撮影のクライアントを通して感じています。「誰もがソーシャルメディアを使っている時代なので、表紙写真がどのように撮影されたのかについて、数秒間の短い動画を提供することが大きな宣伝になります。BTS(Behind The Scene)クリップと呼ばれるそうした動画は写真を後押しし、ストーリー全体の中で大きな役割を果たしています」とEmilyは言います。

なぜ動画と写真を組み合わせるべきなのか―
Emily からの3つのヒント

  1. ストーリーのすべてを伝えることができる。写真と動画を組み合わせることで、見る人に写真だけでなくその外側のストーリーまで伝えることができます。
  2. BTSクリップは人気があります。短い動画により雑誌のカバー写真によるリーチを後押ししてくれます。
  3. 余分な時間はかかりません。写真と動画の両方にProfoto B10/ B10 Plusを使うことができます。時間を節約し、ストーリーに一貫性をもたらすことができます。

シーンに合わせた色温度に調整

写真と動画で一貫した光にしたかったので、EmilyはProfoto B10とB10 Plusを定常光にセットしました。「定常光を選んだのは、動画を撮影するのに最も適していたからです。あとは、その同じ光を、写真を撮影するときにも継続して使うことができると思ったからです。部屋の電球からの温かい色味の環境光を強めたかったので、定常光の色温度を設定で簡単に調整して、環境光に合わせるができました」

「B10製品は本当に使いやすくて、簡単に扱えます。コードレスで作業ができるだけでも、とても楽になります」

写真に目を引くポイントを作るために、Emilyはメインライトをフラッシュモードで使用しました。「キーライトをフラッシュモードで使うことで、モデルの1920年代風のメイクアップの美しさを際立たせたいと思いました。メイクアップでは質感や光沢、色合いを表現することが重要です。そこで、ポイントとなるシルバーを引き立たせるためにフラッシュが必要でした。モデルの顔の骨格を引き立てるために、ライトを彼女の右側の少し上に設置しました」

この撮影ではどんな準備をしたのでしょうか?

Emilyは、仕事を受けるとき、オープンなコンセプトやテーマがありつつも、同時にそこにアーティスティックな自由度の高さもあったほうがいいと言います。このケースも例外ではなく、コンセプトはこうした内容でした。「ロマンティックな世紀の変わり目」というコンセプトで、髪とメイクアップ用のプロダクトをプレゼンテーションすること。ロケーションはラグジュアリーな雰囲気のあるストックホルムのホテル。Emilyは少し考えて、モデルは、1920年代からのタイムトラベラーで、ある朝 1世紀後に目覚めてしまい、困惑しながら一緒に宿泊していたはずのスイートルームで恋人を探している、という設定を決めました。

「私はいつも頭の中で撮影のヘッドライン(見出し)を何にするか決めます。そのヘッドラインを念頭において、ライティングからスタイリング、モデルへのインストラクションまで、撮影をすべて行います。クライアントが求めるロマンティックな雰囲気を作るために、たとえば水を散らして光を反射させるなど、ドリーミーな雰囲気を作り出しました」 

すべては反射の中に

ライティングでは、Emilyはいつも撮影場所の状態を分析することから始めます。どんなタイプの場所や部屋であるか、自然光はあるか、カメラの背後に光を反射させるものがあるか、部屋の中で光を反射させられるものがあるかどうかなどです。

直接光やバックライトでは私が求めている効果は得られません。求めているものはすべて反射によって作られます」

「この撮影では求めている雰囲気を出すために、反射を細かく調整しました。散らした水、テーブルの上のコップ、バスルームのタイル、バスタブなど、すべてです。直接光やバックライトでは、私が求めている効果は得られません。求めているものはすべて反射によって作られます。」

光をより演出するためストロボを追加

水の中の光の反射や、バスタブに横たわるモデルの濡れたスカートからの光の反射を捉えるために、Emilyはフラッシュモードを使用しました。「服を着たままバスタブに横たわり、恋人に恋焦がれているモデルの姿から、見る人に彼女の悲しみを感じてほしいと思いました。この感覚を引き立てるために、彼女の右上から来る光によって生まれる影と反射の両方にこだわりました」

頭の中でサウンドトラックを流しながら

すべてのアーティストは偉大な作品を生み出すためにインスピレーションが必要です。フォトグラファーも例外ではありません。

「写真を愛してはいますが、私は言葉の人間です。いつも音楽からインスピレーションを得るのですが、歌の歌詞を聞き、手元にある仕事をどのように表現するかという感覚を掴みます」 彼女はほほ笑みます。「撮影の間、インスピレーションを与えてくれた曲をずっと流しています。それが現場の空気感や作品の結果につながると思っています」

動画と写真―最強のコンビネーション

この撮影で得られた動画と写真に、Emilyはとても満足しました。

「ストーリーを伝えるために動画と写真を使うことは、大きなアドバンテージになります。見る人にとてもたくさんのことを伝えられるからです。この撮影では、モデルの動きからメイクアップの構造まで、ストーリーの全貌を伝えるためのパーツを揃えることができました。Profoto B10/ B10 Plus があれば、求めるものを実現できることを知っていました。恋人と1世紀も隔たれていることに気づいていないタイムトラベラーのストーリーをすべて伝えることができてうれしいです。また別の撮影で彼女を甦らせるかもしれませんが、その時はまたまったく違うお話に仕上げるでしょう」

執筆者:: Sofia Sigfridsson

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