Profoto Air Remotes ―ワイヤレス フラッシュ トリガー | Profoto (JP)

ワイヤレス フラッシュ トリガー

まず最初に、Profoto製ストロボを発光させ撮影を行うためには、 Profoto リモートが必要です。一般に「フラッシュトリガー」として知られているリモートは、ライティングのセットアップの中核と言えます。リモートによって、素早く適正露出を取得し、撮影位置からライト設定をリモートコントロールして、ワイヤレスで発光させることができます。

すべての Profoto リモートは、カメラと Profoto フラッシュにシームレスに接続できます。動作距離は 100 mです。フラッシュ出力は、選択したフラッシュグループに対して、F-stop の 0.1単位、または 1.0単位で調整することができます。

Air TTL や AirX に対応したリモートやフラッシュを使えば、機材や設定に煩わされずに、撮影に集中することができます。TTL(Through the lens; スルー・ザ・レンズ)自動調光は、カメラの測光機能を利用して、瞬時に最適な露出の写真を撮影することができます。また、オートモードからマニュアルモードに切り替えて、ライトの設定を調整することも可能です。

HSSモード(High-Speed Sync; ハイスピードシンクロ)を使えば、絞りを開放して撮影しながら、環境光をコントロールすることができます。最高 1/8,000秒のシャッタースピードに対応しているので、晴天時に重宝します。

ストロボのコントロールとトリガー方法 1 分でわかる Air remotes

1 分でわかる Air remotes

Profoto の製品専門家 Chris Fain 氏が、TTL(自動調光)と MAN(マニュアル)モードの違いや、グループコントロールの方法について語ります。
Air remotes 製品デモ Profoto Air remotes のご紹介

Profoto Air remotes のご紹介

Profoto の製品専門家 Chris Fain 氏が、Profoto のワイヤレスフラッシュトリガー、Air remotes のデモンストレーションを行います。
クイックガイド Air1 と Air2 の違いについて

Air1 と Air2 の違いについて

Connect Pro の登場により、Air の設定は2種類になりました。この動画では、撮影に応じて適切なモードを選択できるよう、Chris Fain 氏がその違いを説明します。

違いを比較

Profoto Connect Pro

100チャンネル、6グループ搭載。すべての Profoto システムで使用でき、すべての設定の絶対出力値を画面上で確認することができます。

TTL/HSS モード:
搭載
チャンネル数:100
グループ数:6(TTL×3: A~C、MAN×3: D~F)
コントロールアプリ:搭載
接続:なし
バッテリータイプ:単4電池 × 3本(アルカリ、リチウムまたはニッケル水素充電池タイプ)
電池寿命:最大50時間(アルカリ乾電池使用時)
互換性
:Canon、Fujifilm、Leica、Nikon、Sony

Profoto Connect Pro(Non-TTL)

100チャンネル、6グループ搭載のユニバーサルトリガー。すべての Profoto システムで使用でき、すべての設定の絶対出力値を画面上で確認することができます。

TTL/HSS モード:
なし
チャンネル数:100
グループ数:6
コントロールアプリ:搭載
接続:なし
バッテリータイプ:単4電池 × 3本(アルカリ、リチウムまたはニッケル水素充電池タイプ)
電池寿命:最大 50 時間(アルカリ乾電池使用時)
互換性
:汎用モデル

Profoto Connect

Profoto AirTTL 搭載ストロボと互換性のあるボタンフリーのシンプルなトランスミッター。Profoto Connect には、オートとマニュアルの2つの設定しかありません。

TTL/HSS モード:
搭載
チャンネル数:100
グループ数:6(TTL×3: A~C、MAN×3: D~F)
コントロールアプリ:搭載
接続:なし
バッテリータイプ:内蔵(USB-Micro 経由の充電式)
バッテリー容量:最大 30 時間
互換性:Canon、Fujifilm、Nikon、Olympus/Panasonic、Sony

Profoto Air Remote

すべての Profoto Airライトをワイヤレスシンクロ、マニュアルコントロール可能。トランスミッターまたはレシーバーとして使用できます。

TTL/HSS モード:
なし
チャンネル数:8
グループ数:6
コントロールアプリ:なし
接続:3.5 mm MiniPhone × 2(シンクロ入力 × 1、シンクロ出力 × 1)
電池寿命:最大 140 時間
バッテリータイプ:単4電池 × 2本(アルカリタイプ)
互換性:汎用モデル

Profoto Connect Pro 製品紹介

製品紹介

Profoto の製品専門家 Chris Fain 氏が、Profoto Connect Pro を解説
Profoto Connect Pro 究極のコネクティビティを実現するトランスミッター

究極のコネクティビティを実現するトランスミッター

新製品 Connect Pro が、これまでにないコネクティビティとコントロールの世界へと導きます。

クイックガイド - ライティング用語解説

ストロボ撮影における TTL、HSS、Bluetooth、AirX、チャンネル、グループなど、専門的で難しそうなものも、実は簡単に使うことができます。

TTL とは?

TTL(Through the Lens; スルー・ザ・レンズ)とは、カメラがリモートを介してストロボと通信し、自動で適正露出が得られるシステムです。時間が限られているときや、光の状態が刻々と変化するときに、AirTTL を使えば自動で適正露出の設定を行うことができます。

露出設定をいじるのが面倒な場合は、TTL で取得した露出設定はそのままに MAN(マニュアル)モードに切り替えて、微調整だけすればいいのです。

HSS とは?

HSS(ハイスピードシンクロ)は、通常のフラッシュ同調速度よりも速いシャッタースピードでフラッシュを使用できる機能です。カメラによっては、1/200秒から1/8000秒のシャッタースピードで使用することができます。

HSSを使えば、大きな絞りと速いシャッタースピードで撮影することができます。たとえば、ドラマチックな空に露出を合わせながら、被写体も最適な露出で撮影できます。HSSは、天候に左右されず、屋外での被写界深度の浅いポートレート撮影に最適です。

チャンネルとグループ とは?

チャンネルによって、同じ場所にある他のストロボをトリガーしてしまうのを防ぎます。チャンネルを切り替えるだけで、スタジオや記者会見、イベントなどで、他のフォトグラファーのライティングシステムとの信号干渉を避けることができます。

またストロボを複数のグループに割り当てることで、Air リモートから個々に設定を調整できます。たとえば、メインライトを「グループ1」に割り当て、フィルライトやヘアライト、背景ライトなどのグループを追加で選択することができます。

ビジョンを広げて

サッカー場や教会、オーストリア・ピッツタールの壮大な氷の洞窟などでライティングするシーンを想像してみてください。すべての Profotoリモートは、100m という広大なで範囲で、シームレスな接続を実現します。 シーンを構成したら、カメラから離れ、自分の目で写真を確認することができます。

汎用性の高い Profoto Air

Profoto AirTTL がサポートされていないカメラブランドを使用して撮影する場合、non-TTLリモートを選択してください。non-TTLリモートは、TTL や HSS に対応していませんが、ホットシュー付きのカメラと互換性があります。コードレスなので自由に、クリエイティブに撮影することができます。

Profoto AirX で未来に向けて

Profoto AirX Bluetooth テクノロジーは、スマートフォンからストロボをコントロールする世界初の技術であり、最新の Profoto製ストロボと互換性があります。Profoto Control アプリから、ストロボ設定の調整や、新しいファームウェアのインストールが行えます。また、Profoto Camera アプリでは、自動露出アルゴリズムによりプロフェッショナルな写真を撮影することができます。