写真: Maxime Stange
カメラマン

Pauline Darley

ウェブサイト

paulinedarley.com

ロケーション

Les Piaules, Paris, France


スポットライトの光の先

ポリーン・ダーレーのファッション撮影 in パリ――Profoto B2、Sony α7R IIとともに

 

連載記事「スポットライトの光の先」では、今まさにその存在を世界に知らしめようとする新進気鋭の写真家をご紹介します。ファッション、ビューティーフォトグラファーのポリーン・ダーレーに、パリの人気ホステルで行った最近のファッション撮影についてお話を伺いました。

パリでも有数の人気を誇るユースホステル、レ・ピオルで先日撮影を行いました。シックな雰囲気でありながら常に大勢の人が集まるこの場所で、大都会の雰囲気を写真に収めたいと思っていました。そのため、モデルには5つのスタイリングをしてもらい、様々な場所で撮影しました――カジュアルなバー、ホステルのロビー、屋上のテラスです。

色々なバリエーションを見せたかったので、撮影は大変でした。5時間の間に5つの異なるスタイリングで撮影をしなければいけませんでした。ファッション撮影を手掛ける方なら分かると思いますが、場所、見せ方、コーディネートをそれぞれ変えていくのは非常にストレスがかかるのです。ファッション撮影は、常に動き回りながら何かを行うためストレスがかかりますが、その感情も好きになれるよう努めなければいけません。

この日の撮影でも、ライティングコンディションは様々でした。バーとロビーでは自然光とフラッシュを併用したため、照明と外からの光の両方を考慮しながら進める必要がありました。屋上のテラスでは、夕暮れ時まで外の光は変化し続け、そのあと完全に真っ暗になりました(パリのような町での、夜の暗さでしかありませんが)。

今回のような人の多い場所での撮影は、私が動き回って臨機応変に対応する必要あります。軽量なオフカメラフラッシュであるProfotoのB2とAir Remote TTL-Sを使うことで、時間を大幅に節約することができました。設定も使用方法も非常に簡単だからです。他のお客さんの邪魔にならないよう、自由に動き回れます。

Air Remote TTL-Sは私が持っていたSony α7R IIとB2を完璧に動機してくれたので、設定の手間が省けました。特に今回は撮影する場所をたくさん変えたため、TTL機能のおかげで完璧なライティングを作り出すまでにかかる時間をだいぶ短くすることができました。カメラを自分の希望する設定に調節しておくだけで、Air Remote TTL-Sが被写体に対して必要な光の強さを出すための計算をすべて行ってくれるのです。

モデルのコーディネートごとに場所を移動しなければいけなかったため、B2という軽量な機材がまさにゲームチェンジャーでしたメインフロアから屋上へと移動するときですら、あまり力に自信のない私でも、スタンド、ライトシェーピングツールの付いたヘッド、そしてB2を1人で運ぶことができました。

撮影の仕上がりにはとても満足しています。常に人の行き来があるこのような場所での撮影は、非常に難しいものです。動きを制限せず、信頼できて、かつ場所を取らないツールが一式必要になるのです。