商品写真のライティングの基礎:花瓶 | Profoto (JP)

商品写真のライティングの基礎:花瓶

03 8月, 2021

執筆者:: Profoto Japan

消費者のオンラインシフトから、オンラインショップやソーシャルメディアで商品の魅力を消費者に伝える商品写真の需要が高まる昨今。手軽にハイクオリティな商品写真を撮影するためのライティングの基本的な考え方を、初心者向けにシリーズでお伝えする。

今回は、細長いハイライトを活かしたガラスの花瓶の撮影を解説する。

メインライトとして、OCF ソフトボックス 30x90cmOCF ストリップマスク 30x90cm を取り付けた Profoto B10 1灯を左側から照射した。

花と花瓶をほぼ一直線に並べ、左側から狭いスリット状の光を当てた。

ストリップマスクの細く光るスリット部分がガラスに映り込むことで、細長いハイライトが複数入っている。ガラスにストリップマスクの光源が直接映り込むことに加えて、透明なガラスを透過して反対部分のガラスにも映り込んでいる。

モデリングランプでハイライトの入り方をカメラ位置から確認しながら、花の先端から瓶の下方まで繊細なハイライトが入るようにライトの位置を調整した。ちなみに、今回はガラス瓶を黒紙の上に直接置いたため、黒紙が映り込んでガラス瓶の下の方まではハイライトが入っていないが、アクリルブロックなどでガラス瓶を浮かせることでより下までハイライトを入れることもできる。

スリット状の光で繊細なライティングをすることで、背景には影響を与えず被写体を浮かび上がらせた。細いスリット状の光を手軽に作ることができるストリップマスクは便利だ。

次に、アクセントライトとして、OCF II バーンドアOCF II グリッド 20度を取り付けた Profoto B10 を右手後ろ側から照射した。ちなみに、OCF II バーンドアには OCF II グリッドや OCF II カラーフィルターをマグネットでワンタッチで取り付けることができる。

左からのメインライトのみでは沈んでしまっていた花びらと真ん中のボンボンに向かって右側から光を入れることで、エッジを立たせ丸みを表現した。ここでは背景に光が漏れないように、OCF II バーンドアの羽で光を切って調整した。

アクセントライトのみで撮影した写真が下になる。左右の花びらと真ん中のボンボンに美しいハイライトが入った。

メインライトとアクセントライトの2灯で撮影した最終写真が下のもの。繊細なハイライトで美しく描き出した。

ストリップマスクを活用して、細長いハイライトを活かした繊細な表現にぜひ挑戦してみてほしい。

 

撮影チーム:
フォトグラファー SHUN
スタイリスト 篁 大輔
BTSフォトグラファー 谷川 淳

執筆者:: Profoto Japan

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