プロフェッショナル・フラッシュの フルパワーをスマートフォンで
08 7月, 2020Profoto は、モバイル・フォトグラフィーに Profoto B10 シリーズを組み込むことにより、大きなマイルストーンに到達しました。 これにより、歴史上初めてプロフェッショナル・フォトグラファーが、あらゆるキャプチャデバイスで外部フラッシュを最大限活用できるようになります。
モバイルデバイスと外部フラッシュ(キセノン管)を同期させるには、従来のキャプチャデバイス(デジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラなど)と比較して、スマートフォンのカメラではシャッタースピードに応じた非常に柔軟なフラッシュ長が必要になります。そのため、撮影に最適なタイミングと長さでフラッシュを発光させることがより困難です。モバイルデバイスと外部フラッシュを上手く同期させる試行を重ねた結果、Profotoは 独自の「Profoto AirX(プロフォト・エアーエックス)」テクノロジーを開発し、プロフェッショナル・フラッシュを最大限スマートフォンで活用することに成功した世界初の企業となりました。
軽量かつパワフルなフラッシュ Profoto B10 シリーズは、ロケーション撮影の定番として、世界中のフォトグラファーに選ばれています。 そして今、これらのプロフェッショナル・フラッシュをスマートフォンから同期できるようになりました。Profotoは、プロフェッショナル・フォトグラフィーの世界に変革を起こします。 「これは革新的なイノベーションです」と Profoto CEO の Anders Hedebark は述べます。 「プロフェッショナル・フラッシュをスマートフォンで利用できるようにすることは、アナログからデジタルカメラへの移行がかつてすべてを変えたのと同じように、画期的な可能性を秘めています。 私たちは、接続(Connectivity)の自由が プロフェッショナル・フォトグラフィーの次のステップであると信じています。 あらゆるジャンルのフォトグラファーにとって、光がなければ写真は成り立ちません。Profotoは、その光に自由をもたらし、あらゆるキャプチャデバイスで優れた写真を撮影できるようにしたいと考えています」
フォトグラファーにとって、スマートフォンをプロフェッショナルな撮影に使用するのは、想像し難いと思えるかもしれません。 しかし、Profoto が業界の常識に挑戦するのはこれが初めてではありません。これまでにも、未知に挑戦することで飛躍を成し遂げた歴史があります。 たとえば、オフカメラ・フラッシュに自動調光 TTL 機能を導入した 最初のプロフェッショナル・ライティング・ブランドでした。 当初、TTL はプロフェッショナル向けではないと批判されていましたが、最終的には、この動きがフラッシュ業界に革命を起こし、今日、世界中の何万人ものプロフェッショナル・フォトグラファーのセットアップ時間を短縮しています。
スマートフォンを使うイメージ・クリエイターや革新的なプロフェッショナルたちが、まったく新しい方法で写真にアプローチし急速に変化する業界で、このイノベーションは、すべての人に新たな機会をもたらします。 新しいタイプのイメージクリエイターは光を自在にシェーピングできるようになり、フォトグラファーのツールボックスにはスマートフォンが新たに加わります。ソーシャルメディアやその他のデジタルチャネル向けの魅力的な写真の需要が高まり、スマートフォンは今後より多くのシチュエーションで選ばれる自然なツールとなります。
Profoto は、数々の受賞歴を持つビューティー&ファッション・フォトグラファー の Andrea Belluso とコラボレーションし、プロフェッショナル・ライティングを使ったモバイル・フォトグラフィーの可能性と力を実証しました。「自分の機材に妥協しません」と Belluso は言います。 「もちろん最初は、『本物の』カメラの代わりにスマートフォンを使用するという考えに、『ビジョンが制限されてしまう』と思いました。しかし、実際には、可能性が大きく広がりました。キャプチャーデバイスとして既存のものを置き換えるのではなくて、そこにスマートフォンを加えることで、ハイエンドのプロフェッショナル・フォトグラファーとして、新しい形で収益を生み出す可能性を感じました。」
Profoto B10 シリーズのスマートフォン接続は、iPhone ユーザーが利用できます。B10 ユーザーは、ファームウェアを無料でアップグレードして、プロフェッショナル・フラッシュをスマートフォンでも最大限活用することができます。iPhone と Profoto B10 の同期には、App Store から無料でダウンロードできる Profoto app をご利用ください。