KYOTOGRAPHIE 2020 に協賛 | Profoto (JP)

KYOTOGRAPHIE 2020 に協賛

23 9月, 2020

執筆者:: Profoto Japan

9月19日に開幕した京都国際写真祭 KYOTOGRAPHIE 2020。弊社は今年も協賛している。

コロナ禍の影響で、例年の春開催から秋に延期されての開催となったが、アートには人々を勇気付ける力があると信じて疑わない筆者としては、開催への努力を重ね実現させた関係者の方々に多大な感謝と敬意を示したい。

今年のテーマは「VISION」。多様な視点によって作られたさまざまな「VISION」が、写真作品として京都の街中で紹介されている。

建仁寺両足院

今年の目玉の一つは、セネガル出身のオマー・ヴィクター・ディオプ氏によるセルフポートレート「Diaspora」シリーズの展示。歴史上の偉人やサッカー選手と自らを重ねて描き出した。展示会場となっている京都府庁旧本館 旧議場も必見。

京都府庁旧本館 旧議場に展示のオマー・ヴィクター・ディオプ氏による「Diaspora」。

オマー・ヴィクター・ディオプ氏が、昨年秋に京都に滞在して撮り下ろした「出町桝形商店街」で働く店主たちのポートレートは、商店街のアーケードに常時展示されている。

この撮り下ろしには Profoto D1RFi ソフトボックス 60x90cm を活用いただいた。

出町桝形商店街のアーケードに常時展示されたオマー・ヴィクター・ディオプ氏による「MASU MASU MASUGATA」。

「出町桝形商店街」には、今年新しく誕生したパーマネントスペース 「DELTA / KYOTOGRAPHIE Permanent Space」が設けられているので、ぜひ立ち寄って欲しい。

DELTA / KYOTOGRAPHIE Permanent Space

同じく京都府庁旧本館で展示されている パリ・オペラ座の舞台裏に密着したピエール=エリィ・ド・ピブラック氏による「In Situ」も必見。

筆者は春に銀座のシャネル・ネクサス・ホールで展示された際にも拝見した作品群だが、京都府庁旧本館のクラシカルな雰囲気の中で見ることでまた違った感覚に出会った。

舞台芸術に身を捧げるダンサーの瞬間瞬間が美しく切り取られている。

京都府庁旧本館 正庁に展示のピエール=エリィ・ド・ピブラック氏による「In Situ」。

美しい京町家の嶋臺(しまだい)ギャラリーで展示された片山真理氏によるセルフポートレイト作品「home again」も、力強い印象を残した。

嶋臺(しまだい)ギャラリー

嶋臺ギャラリーに展示の片山真理氏による「home again」。

美しい庭園と静寂清澄な雰囲気が楽しめる建仁寺山内の両足院では、外山亮介氏がガラス湿板写真の手法を用いて捉えた伝統工芸職人のポートレートと工芸品を併せた展示を行った。

両足院(建仁寺山内)における外山亮介氏による「導光」。

出町柳駅付近の鴨川沿いでは、甲斐 扶佐義氏による鴨川を舞台に臨場感あふれる写真群が屋外展示され、街行く人々が足を止めては見入っていた。写真作品がより身近に感じられる機会として屋外展示はとても良い試みだと感じた。

鴨川沿いに屋外展示された甲斐 扶佐義氏による「鴨川逍遥」。

会期は10月18日まで。各展示の詳細は: KYOTOGRAPHIE 公式サイト

近年観光客の急増でテーマパーク化していた京都を静かに楽しめるまたとない機会とも言える今、ぜひ素晴らしい国際写真祭と京都の街歩きを楽しんで、様々な「VISION」に出会ってみてほしい。

執筆者:: Profoto Japan

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