Martin Botvidsson が Profoto Pro-D3 の絶対的なスピードで挑む

05 6月, 2024

執筆者:: Shannon Sharpe

スチルライフフォトグラファーの Martin Botvidsson 氏は、良い製品写真と優れた製品写真の違いを熟知しています―すべてが完璧にひとつになる、まさにその瞬間を捉えているかどうかです。今回は、Profoto Pro-D3 を使った彼の撮影に密着し、絶対的なスピードと安定したパワーが可能にする、無限のシャッターチャンスに迫ります。

食品と製品フォトグラファーであるMartin Botvidsson 氏は、ライティングに関して次のことを重視しています：スピード。そしてパワーです。水の跳ね返りや、スモークの瞬間を捉えるには、短いリサイクルタイムと安定したパワーが欠かせません。「アクションの瞬間の動きを捉えるには、1 枚の写真に対して1 秒以下で撮影しなければいけません」と彼は言います。だからこそ、Profoto Pro-D3 ― 最大 1250 WsWsのスタジオ撮影の絶対的パートナーを試すことに興奮を隠しきれずにいたのです。彼は、この超高速モノライトを使い、Pro-D3 の圧倒的なパワーが実現するダイナミックな 4 枚の写真を撮影しました。

雰囲気を捉える

Botvidsson 氏はこう続けます。「私にとって、スチルライフの撮影は、美しい光を作り出すライティングテクニックとアクションの組み合わせです。創造的な柔軟性と、機材の信頼性、そして一貫性が欠かせないのです」この撮影では、複数の Pro-D3 を異なるセットアップで使用し、やわらかく穏やかな雰囲気や大胆で勇敢な雰囲気を作り出しました。

一瞬を捉える

色味に関しては、Botvidsson 氏はやわらかく拡散された光によるモノクロームを好みます―ベージュのスニーカーの周囲に砂が浮かぶ写真に表れているように。「このスタイルはとても僕らしいですね」と彼はつぶやきます。彼は 2 台の Pro-D3 を使い、アシスタントに OCF ソフトボックス 2x3' 長方形型と 1 台の Pro-D3を持たせて、大きなディフュージョンペーパーを通して撮影しました。非常に速いリサイクルタイムによって、砂が地面に落ちる前に空中で撮影することができました。「私はただ一心に撮影しただけです」と、Pro-D3 を使用した感覚について彼は言います。「他のモノライトを使ったときよりも、飛躍的に多くのショットを撮ることができました」

停止時間

「Pro-D3 は、1/75,000 秒で動きをフリーズさせることができます」と Botvidsson 氏は言います。だからこそ彼は、3 つの円筒型容器の周りの水の跳ね返りを完璧に捉えることができたのです。「私たちは光を上向きに拡散させ、製品を写真の中心に据えました」と、彼は戦略について語ります。そのために 2 台の Pro-D3 と、2 台の RFi ソフトボックス 1x6' ストリップ型を使用しました。「シリンダーの下から水を噴射して水の跳ね返りを作るのですが、それはほんの一瞬しかもちません。Pro-D3 はリサイクルタイムが速いので、たくさん撮影してベストな 1 枚を選ぶことができました」その結果は？複雑な水滴とはっきりとした波紋をフリーズさせた、大胆で鮮明なレーザーショップの写真がたくさん撮れました。

ディテールまで

Botvidsson 氏は 3 台の Pro-D3 を使い、今度はサングラスの物撮りのモノクロ撮影を行いました。「サングラスのディテールをすべて強調したいと思いました」と彼は説明します。フラッシュを発光させる前に、強力なデイライトバランス LED モデリングライトを使用して、すべての特徴を際立たせたのです。これによって、上からやわらかなハイライトを作り出し、製品の輪郭を照らして明確にしながら、背景に深みを加えて完璧なバランスをとることができました。

ドラマキング

サングラスの撮影に別のアプローチをとり、Botvidsson 氏は強いライティングを避け、製品の透明感によってドラマチックな雰囲気を演出したいと考えました。2 台の Pro-D3 とディフューズフィルターを使用して、サングラスの周りで水風船が破裂する一瞬を捉えながら、やわらかい雰囲気を作り出しました。「今回の撮影のほとんどで水の跳ね返りを利用しました」と彼は言います。「アクションを完璧な瞬間で捉えるのは難しいものですが、高速なリサイクルタイムとフラッシュの色味の一貫性を持つ Pro-D3 があれば非常に簡単です。ただ一心に撮影し、お気に入りの 1 枚を選ぶだけです！」。誰でも簡単に瞬間を捉えることができるのです。