ポートレート/ライフスタイル フォトグラファー Meg Loeks は、ペットの猫と一緒に2歳の娘が影絵芝居を見ている美しい一枚の写真を撮影しました。Meg はカーテンを背景にして、地元のおもちゃ屋から撮影を依頼された影絵人形の舞台をセットしました。
この撮影では、Meg Loeks は2つのライトを使用しました。メインライトの Profoto A10 を Profoto アンブレラ ディープ ホワイト L にバウンスさせました。Meg は、アンブレラが作り出す窓から差し込んでくるようなやわらかい光の束が本当に好きです。また、アンブレラはすばやく簡単にセットして使用することができます。これは、子どもを撮影する場合には大きなプラス要素になります。オーロラの光が大好きなMegは、なるべく窓からの光を再現するようにします。外からの環境光が撮影に不向きの場合、Meg はよくライトを外に置いて、カメラに写っていない窓の外からライトを照らします。作り出したい光量をダイヤルで精確にコントロールして、リモートでフラッシュを発光させます。
この撮影では、Meg はメインライトの光を約1/3の出力に設定しました。窓からの環境光よりもわずかに強く、窓からのやわらかい光に「微かな」光のタッチを加えるのにちょうどでした。
2灯目のライト – Profoto B10 は、背景からシーンを照らすため中央から外したサイドに配置しました。前景を照らす窓からの光の寒色のトーンとは対照的に、Meg はB10の定常光LEDを約2/3の出力にして、色温度をダイヤルで調整して暖色に最大(約3000K)まで振りました。
娘と代役のぬいぐるみを一通り撮影した後、Meg は娘を解放して、ペットの猫を所定の位置に置いて撮影を続けました。その写真の中でベストな一枚をフォトショップで編集して、最終イメージを完成させました。
Meg は、Canon 5D Mk IV カメラと Sigma 85mm f/1.4 DG HSM Art-series レンズを使用して撮影を行いました。彼女はレンズの高い解像力と美しいボケ味をうまく活かしています。
Meg は非常に柔軟なスタイルで撮影を行います。普段はライトとアンブレラをスタンドにセットした状態から撮影を始めますが、思い描いたイメージを作り上げるために、ライトをスタンドから外してライトシェーピングツールも付けずに、ランプヘッドのみを手持ちで、壁や天井、その他の表面でバウンスさせ使用することも珍しくありません。その方法がうまくいけば、そのまま撮影を続け、うまくいかなければ、方法を変えて新しいことを試します。
Meg Leok のヒント - 夢のような一枚 ‘Kidscapes’ を撮影するには
- シンプルにしましょう。プランがシンプルであるほど、良い写真を撮るのに時間をかけすぎてしまうのを避けることができます。
- 子どもがセットに入る前に、ライト/ カメラの位置/ 露出設定など、すべて整えておきましょう。
- 撮影を始める準備ができる前に子どもがやって来た場合は、おやつ(簡単で質素なおやつではありません!)と、ショータイム(撮影開始)まで子どもを夢中にさせるゲームやアクティビティがあることを確認しましょう。
- 上で述べたように、柔軟にアプローチしましょう。ライトを躊躇わずにスタンドから外して手持ちで使ってみましょう。もしくは、良い写真を撮影できるような場合は、普段は試さないような位置にもライトを動かしてみましょう。
-
臨機応変な態度で撮影に臨みましょう。子どもの個性に合わせて撮影のために必要なことは何でも準備しましょう。
Profoto B10 / Profoto A10 のライティングシステムの詳細については profoto.com
Profoto Instagram をフォローしませんか?
Meg Loeks の撮影した写真を website / Instagram でもっと見る。