フォトグラファーが屋内にアンブレラを持ち込む理由 | Profoto (JP)

フォトグラファーが屋内にアンブレラを持ち込む理由

02 6月, 2014

執筆者:: Andrea Belluso

Andrea Bellusoは、30年以上のキャリアを持つ経験豊富なフォトグラファーです。月に一度、Andreaは彼の撮影の舞台裏を紹介して、長年かけて培ってきた知識をシェアしてくれます。今回は、Profoto アンブレラ ディープ を屋内に持ち込んで、英国紳士のスタイリッシュなポートレートを撮影しました。

数ヶ月前、ロンドンで最も古く有名な理髪店のひとつである Pall Mall Barbers のために行った撮影 を紹介しました。今回の撮影も、この同じクライアントのために行われましたが、よりリラックスした環境でモデルを撮影して欲しいとのことでした。

Andreaは考えた末に、シンプルにすることにしました。ストックホルムの Profoto オフィスの向かいにある Story Restaurant にチームとモデルのKnut を連れて、ラウンジで紅茶を片手にくつろぐKnutを撮影しました。

機材選びも同じで、シンプルなものを選びました。B1 オフカメラ・フラッシュを2灯と、アンブレラ ディープ シルバー Lアンブレラ ディープ ホワイト XL を持って行きました。

 

 

 

B1を選んだのは、限られた時間とスペースで撮影することが分かっていたからです。私の経験では、B1はそういう撮影に向いていることが多いからです。

メインライトとして持ってきたのは、アンブレラ ディープ シルバー Lです。コントラストに富んだメリハリのある光でありながら、ピンポイントでかなり集光した光が欲しかったのですが、アンブレラ ディープ シルバー L はそれにぴったりでした。他のアンブレラ同様、持ち運びも簡単で、このような狭いスペースでも使いやすいです。

アンブレラ ディープ ホワイトXL は、モデルの背後にあるレンガの壁とレセプションの一部を照らすために使いました。このライトは、メインライトよりもやや幅広く照らす必要がありました。また、もう少しコントラストを落として、やわらかい光にしたいと思いました。だから、アンブレラ ディープ ホワイトXL は、良い選択だと思いました。

全体として、非常にシンプルで実用的、かつポータブルなセットアップで、ほとんど時間をかけずに私が求めていた通りの写真を撮ることができました。

今回の撮影には、アンブレラ ディープ トランスルーセント は持ってきていませんが、ホワイト、シルバー、トランスルーセントの違いについて興味のある方がいらっしゃれば、ここで簡単に比較してみましょう。

コントラストで言えば、トランスルーセントタイプは、ホワイトよりはコントラストが強いですが、シルバーほどではありません。色の彩度については、トランスルーセントがトップで、ホワイトやシルバーよりも彩度が高いです。

今回の撮影では、ホワイトとシルバーのみを選びました。被写体にはシルバーで深いコントラストを、背景にはホワイトでできるだけニュートラルな光を演出したいと考えたからです。

もし何か質問があれば、下にコメントを残してください。なるべく早くお返事できるように頑張ります!

Ciao,

Andrea Belluso

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執筆者:: Andrea Belluso