レトロなポートレートの撮影方法 | Profoto (JP)

レトロなポートレートの撮影方法

09 9月, 2021

執筆者:: Profoto and Lindsay Adler

ファッションフォトグラファー Lindsay Adler は、ニューヨークで Miles Aldrige が開催した写真展からインスピレーションを得て、彼のいくつかのユニークな特徴 - 明るい色の組み合わせ、ヴィンテージスタイル、モデルの「オフ」な表情(空虚、迷い、驚き)- を取り入れた作品を撮影したいと思いました。Lindsay がレトロスタイルなポートレートを撮影した方法をご紹介します。

 

Step 1.  "Savage Universal Tulip" の背景をセットして、被写体の背景を明るく彩度を上げます。Profoto D2  Profoto アンブレラ ホワイト S を両側に配置して、背景から同じ距離をとり、同じ出力に設定して、均一に照らし出します。

Step 2.  メインライトとして Profoto D2 をフレームの左側に追加します。アクセサリーなしで使用して、被写体の顔にくっきりとした影を落とす硬い光を作ります。

Step 3.  最後に、フィルライトとして Profoto D2 をフレームの中央右に配置し、Profoto アンブレラ ディープ ホワイト Lアンブレラ ディフューザー、およびシアン色のカラーフィルターを取り付けます。このやわらかい光源で、被写体の影に微かなブルー/シアン色を加えます。影にこの色を選ぶことで、Miles Aldridge の特徴的な色の組み合わせをさらに発展させることができます。

ヒント
Lindsay は、レトロな雰囲気を出すために、ライティングの他にも、ヘア、メイク、衣装に典型的なヴィンテージスタイルを採用しました。また、様々なポーズや表情を試した結果、Miles Aldridge の特徴的なモデルの「オフ」な表情を反映した、人形のような、少し驚いたような表情にたどり着きました。

 

カメラ設定

  • カメラ: Canon R5
  • レンズ: Canon RF 24-105mm F4L IS USM
  • シャッタースピード: 1/200
  • 絞り: F11
  • ISO: 400

About
Lindsayの月額制プラットフォーム Learn+ のエピソード「Editorial Fashion」では、この写真の詳しいメイキングが掲載されているほか、多くの作品が紹介されています。

執筆者:: Profoto and Lindsay Adler

このストーリーで使用された製品

アンブレラ ホワイト

やわらかく照射角の広い均一な光を作り出す軽量なアンブレラ
¥14,740 から

アンブレラ ディープ ホワイト

やわらかい光を作り出すズーム調整可能な汎用アンブレラ
¥31,900 から

Air Remote TTL

AirTTLライトをカメラに無線で接続
¥35,860 から

アンブレラ ディフューザー

アンブレラ ホワイト、シルバーがソフトボックスに早変わり
¥7,480 から