ウェディングフォトグラファーの Jared Platt は、ウェディング撮影当日の条件に臨機応変に対応することを好みます。適切なライトシェーピングツールを使って、その場の環境光にマッチさせることで、被写体がその場に溶け込むように - ストロボではなく環境光で照らされているように - 見えます。より自然なグループポートレートの撮影方法のヒントを Jared がご紹介します。
Step 1. 被写体のポジションは、きれいな背景で日陰の位置にします。 今回はバハマで行われたウェディングで、Jared はきれいな浅い被写界深度にしたかったのですが、十分に美しい背景にできたので、絞り4.5 を選択しました。
Step 2. 背景の露出に合わせ(今回はシャッタースピード1/400秒)、きれいな青空をキャプチャします。
Step 3.ここで、ストロボを加えます。OCF ソフトボックス 60x90cm を、Profoto B10 に取り付けて、曇り空からのやわらかい環境光と合わせます。 より自然な印象になります。
Tip
まず初めに TTLで試し撮りをしてみて、適正な露出を得ます。その後、TTL リモート でマニュアルモードに簡単に切り替えます。そして、ストロボの光量を自分がちょうど欲しい光になるよう調整していきます。