アーティスティックなポートレートを撮影する 3つのヒント | Profoto (JP)

アーティスティックなポートレートを撮影する 3つのヒント

31 10月, 2021

執筆者:: Profoto and Lindsay Adler

アーティスティックなポートレートのライティング方法を見てみませんか?ファッションフォトグラファー Lindsay Adler は、様々な時代の絵画から、芸術的なポージングや衣装、ヘアメイクなどインスピレーションを得て、ルネッサンスの雰囲気が漂うファインアートポートレートを撮影しました。時を超えたアーティスティックなポートレートを撮影する 3つのステップを見て、さらにクリエイティブにポートレート撮影をしてみませんか?

Step 1.  アンブレラ ディープ ホワイト Mアンブレラ ディフューザー を取り付けた Profoto D2 を、フレームの左に配置します。やわらかい光を作るために、この光源は被写体に近い位置に置きます。また高い位置から照射して、顔に彫刻的な立体感を与え、髪のトップ部分を照らし出します。

被写体がライトの方向を向いている場合、目にキャッチライトを入れたければ、顎を少し持ち上げます。被写体がライトに(この写真のように)背を向けている場合は、このライトは髪をドラマチックに照らしてくれます。

Step 2.  2灯目のライトには グリッド を付けて、フレームの左に配置します。出力は非常に弱い設定にして、被写体の顔に少し明るさとコントラストを加えます。1灯目のライトをとても高い位置から照射しているので、このグリッドは(特に被写体がアンブレラに背を向けているときに)キャッチライトを加えるのにも役立ちます。

Step 3.  最後に、フレームの右側に白いカポックを加えて、アンブレラの光をバウンスさせ、影を起こします。被写体の衣装と顔のシャドー部分のディテールを描き出します。

Tip
ファインアートポートレートの撮影は、事前に計画を立て、適切な要素をレンズの前に準備することがとても重要です - アーティスティックなポートレートにマッチする衣装は?ファインアートのコンセプトを強化するヘアメイクは?有名な絵画から参考にできそうなポージングは? - 計画と準備が重要なのです。

Camera settings

  • カメラ: Canon R5
  • レンズ: Canon RF 24-105mm F4L IS USM
  • シャッタースピード: 1/200
  • 絞り: F5
  • ISO: 100

 

About
Lindsayの月額制プラットフォーム Learn+ のエピソード「Stylized Portrait」では、この写真の詳しいメイキングが掲載されているほか、多くの作品が紹介されています。

執筆者:: Profoto and Lindsay Adler

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