Connect Pro の新機能について | Profoto (JP)

Connect Pro の新機能について

23 6月, 2022

執筆者:: Profoto Japan

新製品 Connect Pro について Q&A 形式で解説いたします。

Connect Proとは何ですか?

従来の Air RemoteAir Remote TTLと同様にご利用いただける、プロフォトの無線同調システム “AirSystem”の最新機種です。Air Remote Air Remote TTLの信頼性はそのままに、さらに操作性を向上させ、スマートフォンやデジタルデバイスとの連携や、新機能を盛り込んだプロフォトのフラッグシップコマンダーです。

Connect Proはどのストロボに対応していますか?

Profoto AirSystemに対応した全てのストロボで使用可能です。

このうち、A10、B10/B10Xシリーズ、Pro-11は、本製品とともに1〜100チャンネル対応へとアップデートされ、これら100チャンネル対応のストロボとの組み合わせにおいて、出力の絶対値をConnect Pro上で確認しながら操作・調光することが可能なAir2モードを新たに搭載し、選択することができます。

従来のAirSystemと互換性のあるストロボとも完全な互換性があり、これらのストロボとの操作・調光をする際や、今まで通りの操作方法でConnect Proを使用されたい場合には”Air1モード”をご利用頂くことで、スムーズな移行が可能です。

Air2 モードとは何ですか?

Connect Pro では Air2 という通信モードが利用可能になりました。

Connect Pro で Air2 モードに切り替えると、Connect Pro の画面上に、各グループ A-F 毎に出力の絶対値が表示されます。Air2 モードでは、Connect Pro の画面上に表示された出力値に、下記のいずれかの操作をした時に、動作範囲内にある Connect Pro と同じチャンネルに設定されたストロボの出力値を強制的に上書きします。

  • Connect Pro のダイヤルを操作して出力値を変更した時
  • Connect Pro を Air1 モードから Air2 モードに切り替えた時
  • Connect Pro の電源を入れた際に Air2 モードになっている時

出力の強制上書きをしない通常の通信モード、Air1 モードもご利用いただけます。

Air2 モードおよび100チャンネルを使用するにはどの機材が必要ですか?

コマンダーとしては、Connect と Connect Pro が Air2 モードでのコントロールおよび100チャンネルに対応しています。

Air2 モードの受信と100チャンネルに対応しているストロボは、現時点で、Profoto A10、B10、B10 Plus、B10X、B10X Plus、Pro-11 です。

全て最新のファームウェアにアップグレードした上でご利用可能になりますので、ご注意ください。

その他の機種に関しては、Air2 モードと100チャンネルには対応しておりませんので、ご了承ください。

D2、D2i については2022年中に Air2 モードおよび100チャンネルに対応予定となっております。

Air2 モードを使った時の動作範囲は何mですか?

Air1 モードも Air2 モードも、従来通りの Profoto Air システムを使用していて、コマンダーからストロボへの一方通信となっています。そのため、動作範囲に変更はなく、最大  300m までのフラッシュトリガーとリモートコントロール、最大 100m までの TTL および HSS が利用可能となっています。

Connect Pro を Air2 モードに設定した状態で、同じチャンネルに設定したストロボ本体のダイヤルで出力を変更したのですが、出力変更が Connect Pro の画面上には反映されません。どうしてですか?

Air2 モードもコマンダーからストロボへの一方通信のため、ストロボ本体でダイヤル操作した出力変更は、コマンダーには届きません。このままシャッターを切ってシンクロすると、Connect Pro 上に表示される出力とは異なった出力(ストロボ本体に表示された出力)で発光しますので、ご注意ください。

Connect Pro の画面上の数値に、同じチャンネルに設定したストロボの出力を同期させるには、下記のどれかの操作を行ってください。

  • Connect Pro のダイヤルを操作して出力値を変更する
  • Connect Pro を Air1 モードから Air2 モードに切り替える
  • Air2 モードのまま Connect Pro の電源を落としてもう一度入れる

Connect Pro を Air2 モードに設定したのですが、ストロボの出力が同期されません。どうすれば良いですか?

ストロボが Air2 対応機種であることと、Connect Pro とストロボのファームウェアが最新になっていることを確認してください。

また、Connect Pro とストロボのチャンネルが一致していることも確認してください。

Air2 モードはどのような撮影での使用がおすすめですか?

アシスタント無で一人で複数灯を使って撮影する場合の使用がおすすめです。

Air2 モードを使用する場合は、ストロボ本体のダイヤルを使った出力変更は行わずに、Connect Pro 上もしくは Profoto Control アプリ上でストロボの出力を変更することをお勧めします。

Connect Pro はどのカメラと組み合わせて使用できますか?

Connect Pro は、キヤノン用、ニコン用、ソニー用、富士フイルム用、ライカ用、Non-TTL のラインアップとなっています。

キヤノン用、ニコン用、富士フイルム用、Non-TTL は2022年6月21日発売、ソニー用とライカ用は2022年11月発売予定となっております。

TTL/HSS 機能をご利用いただくには、各カメラ用の Connect Pro をお使いいただく必要があります。

各カメラの対応機種については、Connect Pro 製品ページの技術仕様をご覧ください。

Non-TTL は、標準ホットシューのついたカメラで使用いただけますが、TTL/HSS 機能はご利用いただけません。

Air Remote TTL ではコマンダー上で A-C の3グループのみコントロールできましたが、Connect Pro では何グループまでコントロールできますか?

Connect Pro では、コマンダー上で A-F の6グループまでコントロールできます。

Connect Pro の画面の左横の上から4番目のボタンを押すことで、A-C のグループと、D-F のグループを切り替えることができます。

Connect Pro を TTL モードに設定した際には、A-C グループに設定したストロボのみが TTL 自動調光の演算に使用され、D-F グループに設定したストロボは固定のままとなりますので、ご注意ください。

Air Remote TTL では充電式電池の使用はお勧めしないということでしたが、Connect Pro では充電式電池は使用できますか?

Connect Pro では、単4電池3本で駆動で、充電式電池も使用いただけます。

Air Remote と Air Remote TTL は、単4電池2本での駆動で、電圧が不安定のため、充電式電池の使用はお勧めしておりません。

Connect Pro では電池残量を確認することができますか?

はい、Connect Pro では画面の右上に電池残量が常時表示されます。

単4リチウム乾電池をご利用の場合、Setting(設定)→Advance(詳細設定)→Battery Type(バッテリータイプ)→Lithium(リチウム)を選択いただくことで、より正確な電池残量を表示できます。

Air1 のみ対応機種と Air2 対応機種が混在する環境で Air2 を使用できますか?

Air2 対応のコマンダーから、Air2 モードで調光すると、Air2 対応機種のみが調光されます。Air1 のみ対応の機種は調光されません。なお、同一チャンネル下に置かれた場合には、シャッターを切った時は同調します。

Air1 のみの対応機種と Air2 対応機種が混在する環境では、Air1 モードのご利用をお勧めします。

Connect Pro にはシンクロターミナルは搭載していますか?

いいえ、Profoto Connect Pro にはシンクロターミナルを搭載しておりません。

シンクロケーブルを接続して利用するには従来の Air Remote をご利用ください。

 

2022年6月23日
プロフォト株式会社
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執筆者:: Profoto Japan

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