Profoto Quiz 14 | Profoto (JP)

Profoto Quiz 14

27 12月, 2022

執筆者:: Profoto Japan

クイズに挑戦することでライティングへの理解がより深まる「Profoto Quiz」シリーズ。

まず、Q13の回答を発表します!


Q13:
上の4枚の写真は、異なるライトシェーピングツールを使用して撮影しています。それぞれ以下のうち、どのライトシェーピングツールで撮影しているでしょうか?

1. アンブレラ ディープ ホワイト M
2. アンブレラ ディープ シルバー M
3. アンブレラ トランスルーセント M
4. OCF ソフトボックス 長方形型 60cmx90cm

A13:答えはAが アンブレラ ディープ ホワイト M、Bが アンブレラ ディープ シルバー M、Cが OCF ソフトボックス 長方形型 60cmx90cm、Dが アンブレラ トランスルーセント M。それぞれが光を拡散しやわらかくするツールですが、微妙に光の広がり方に違いがあります。まずは アンブレラ ホワイトとソフトボックスでは、人物を照らす光に限っては似たような効果になりますが、AとCの背景を比べるとAの方が明るくなっていることに気づきます。これはアンブレラホワイトはより広範囲に光を回すことに適しており、ソフトボックスは被写体に限定した方向性のある光を作ることを得意としているためです。

また、アンブレラ シルバーは アンブレラ ホワイトと形状は同じですが、ホワイトに比べて光の広がりは狭くなり、シルバーの強い反射のため、光自体はやわらかくなりますがコントラストが強く出ています。加えて人物の頬の反射部分なども強く出てきてツヤのある質感になっています。最後に、トランスルーセントはソフトボックスに近い仕上がりになりますが、アンブレラ ホワイトとソフトボックスの中間の範囲の光の広がりがあります。

このようにそれぞれ特性がありますが、あとは設置する場合に下向きの角度にすると反射型のアンブレラは真下まで向けられますが、トランスルーセントは下向きの角度の制限が出てきます。(反射型のアンブレラは一般的なスタンドに邪魔されることがなく、真下方向に向けることも可能ですが、トランスルーセントは傘の付け方が逆になり、スタンドが邪魔して下への方向が限られてきます)この辺りを吟味し撮影にあったツールの使用をおすすめします。

 

次のお題を発表します。

Q14:光を集光するグリッドスヌートを使用して撮影しました。上の写真は、それぞれグリッドとスヌート、どちらのライトシェーピングツールを使用して撮影したでしょうか?

正解と次のお題はこちらをご覧ください!

 

撮影チーム:
フォトグラファー SHUN
モデル MARIKOFOLIO management inc.
スタイリスト 篁大輔
ヘアメイク YOSHI
BTSフォトグラファー 谷川淳

執筆者:: Profoto Japan

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