クイズに挑戦することでライティングへの理解がより深まる「Profoto Quiz」シリーズ。
まず、Q3 の回答を発表します!
Q3:ピーナッツバターを塗ったパンを被写体に、Profoto B10X をリフレクター トランスルーセント M 越しに照射して撮影しました。A と B は B10X と被写体の間の距離は変えずに、間のリフレクター トランスルーセント M の位置のみ変えて撮影しました。B10X とリフレクター トランスルーセント M の間の距離がより長いのは、A か B のどちらでしょうか?
A3:パンの上に塗ったピーナッツバターは光沢があるため、光源がそのまま映り込んで白いハイライトとなっています。A は多数の点光源が映り込んでいるのに対し、B は A に比べるとより広い面の光源が映り込んで、よりフラットな印象になっています。B10X とリフレクター トランスルーセント M の間の距離が長いと、被写体から見た光源が大きくなり、面光源が映り込むため B が正解です。
また、ここでは黒画用紙2枚を光源の前に置いて、画面の左上と右下の光を遮ることで、画面の中央に目線を誘導しています。光を遮って影をコントロールする方法はこちらの記事もご覧ください。
さて、次のお題を発表します!
次の被写体は、爽やかな柑橘類などのフルーツ。
Profoto B10X を画面の上部方向から、直当てで照射しました。ここでは、B10X のヘッドの角度を少し天井方向に振ることで、直射の光に加えて、天井からのバウンス光も活用することで光を若干回してやわらかくしています。
Q4:A と B は B10X の置く場所は変えずに、スタンドの高さのみを変えました。B10X をより低い位置から照射したのは、A か B のどちらでしょうか?
Q4の回答と次のお題はこちらをご覧ください!
撮影チーム:
フォトグラファー SHUN
スタイリング 細川瑠璃
BTSフォトグラファー 谷川淳