ウェディングでのストロボ撮影 - 6つのシチュエーション | Profoto (JP)

ウェディングでのストロボ撮影 - 6つのシチュエーション

23 2月, 2020

執筆者:: Julia Fuentes/ Melanie Bieg/ Mickael Adoul

ウェディングでのストロボ撮影を学びたいウェディングフォトグラファーのあなたへ。世界中の有名なフォトグラファーからのヒントや、セットアップ/ セッティング方法を集めました。彼らがどのように撮影をするのかお見せします。Profoto A1X/ A1を使った、ウェディングの6つのシチュエーションでのストロボ撮影をご紹介します。

1.ディテールを描く - Hannah L


撮影の過程
ウェディングリングの輝きを強調するため、
ドイツ人フォトグラファーのHannah Lは、Profoto A1の光量をより強く調整しました。ゴールドシークインの靴の片方の上に指輪を置いて、もう片方は背景としてすぐ後ろに立てました。Profoto A1は90度の角度で、目線の高さに設置し、Clicグリッド を取り付けて光を集光させました。さらにClic カラーフィルター クオーター CTOも取り付け、よりあたたかな色合いを演出しました。「ディテールを描くにはA1を使います。モデリングライトがとても良いです。シャッターをきる前に、光の見え方をすぐ簡単に確認できます」とHannah

カメラ設定
f2.8、1/200秒、ISO感度200

 

2.ポートレート撮影 – Anna Fowler


撮影の過程
このポートレートを撮影するために、イギリス人フォトグラファーAnna Fowlerは、Profoto A1をフィルライトとして使用し、モデルの背後にある壁に反射させました。どんよりした天気だったので、ストロボを使って撮影することで、新婦を背景からわずかに際立たせ、さらに瞳の輝きをとらえることができました。「A1の素晴らしいところは、ダイアルを回すだけで調光できて、光を好きなところにあてられることです。そのため、自分の後ろでストロボを低出力でバウンスさせ、背景から新婦をさりげなく際立たせつつも、浮きすぎることのないよう加減することができました。ストロボにより、彼女とその瞳に少しだけ輝きが加わりました。これは自然光だけではできないことです。明るく、さわやかなイメージにすることができました」

カメラ設定
f3.2、1/200秒、ISO感度 400

 

3.ウェディングセレモニー - Kate Hopewell Smith


撮影の過程
イギリス人フォトグラファーKate Hopewell Smithは、Profoto A1Xをオンカメラで使用して撮影しました。光は新郎新婦に向かって真っ直ぐにあてています。A1X にClic ドームを装着することで、光をやわらかくし、新郎新婦に自然なフィルライトを加えました。Kateはまず、Profoto A1XをTTLモードで使用しました。TTLでは、自動で適切な露出に調整されます。そしてTTLからマニュアルに切り替え、ダイアルを回して出力を -1.5 ポイント下げました。自動露光よりやや控えめな光量に調整することで、彼女がちょうど欲しかった光を得ることができました。

天井がそこまで高くなければ、別の選択肢として、ストロボを天井にバウンスさせることもできました。ただし、天井は白いときに限ります。白でないと不要な色かぶりが生じてしまうからです。 

カメラ設定
f2.8、1/200秒、ISO感度 2000

 

4.ファースト ダンス - Sandra Åberg


撮影の過程
スウェーデン人フォトグラファーSandra Åbergは、ストロボ光と環境光をミックスして撮影をしました。環境光が十分にあったので、Profoto A1Xの光量は抑え、新郎新婦の顔にフィルライトとして添えました。ストロボは手持ちで、カメラの少し左側からあてました。

カメラ設定
f2.8、1/80秒、ISO感度 6200

 

5.ディナー – Vanessa Joy


撮影の過程
ウェディングケーキの撮影に、アメリカ人フォトグラファーVanessa Joyは、Profoto A1とProfoto B1を使用しました。  B1はカメラの左側、ケーキに向け配置しました。A1はオンカメラでB1を発光させるトリガーにしました。A1は同時に、天井に向け発光させ、室内に光を回すことで、B1によって生じた影を和らげました。

カメラ設定
f3.2、1/200秒、ISO感度 800

 

6.ダンスフロア – Two Mann Studios


撮影の過程
カナダ人フォトグラファー EricaとLanny Mann(Two Mann Studios)は、シャンパンが出てくるのを見た瞬間、Profoto A1を新郎新婦の背後にセットして、暗い背景に対してシャンパンのしぶきを描き出そうと思いました。Profoto A1をもう1灯、オンカメラで使い、新郎新婦のエネルギッシュな表情を照らしました。このような特別な瞬間を捉えるには、素早く考え行動すること、そしてそのスピードに追いつける機材を使うことが重要です。これは、Profoto A1Profoto A1Xがウェディング撮影に最適なツールであるとされる理由の一つです。決定的瞬間を逃すことはありません。

カメラ設定
f2.8、1/125秒、ISO感度 3200

 

Profoto A1/ A1Xについてさらに詳しく

執筆者:: Julia Fuentes/ Melanie Bieg/ Mickael Adoul

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