ロサンゼルスを拠点とするポートレートフォトグラファー Sue Bryce は、数十年にわたり、日常の女性を Vanity Fair(ヴァニティ・フェア)のファッションモデルのように見せる、ファッションにインスパイアされた現代的なポートレートを撮影してきました。主に自然光に頼った撮影スタイルで、国際的に高い評価を得てきました。しかし最近、彼女は Profoto B1 で作り出す光に夢中になっています。
「27年前に初めてポートレート撮影を始めたときは、ソフトボックスを使って、レンズにワセリンを塗り、やわらかいヴィネットを作り出していました」 と Sue は当時を振り返ります。「しかし、近年は、80年代の古いスタイルのスタジオライトを使わず、自然光のナチュラルな光へとシフトしていったのです」
「その後、20年以上にわたって、屋内でも窓の周りや、窓の光の周りで、窓からの光を利用したポートレートを中心に撮影をしてきました」 と Sue は語ります。
現代的なファッションスタイル
Sue によると、お客様は必ずしもファッションモデルのように見せようとしているわけではないと言います。セレブのような一日を過ごしたり、現代的なファッションスタイルの写真を撮ったりして、どのような気分を味わえるのかを体験したいと思っているのです。「私のクライアントはモデルではありません」と彼女は言います。「ですが、Vanity Fairの写真を撮影しているような気分を味わっていただきたいのです。そして、最終的には、私の作品を見た人に、"コンテンポラリーでファッションスタイルなフォトグラファーね、撮影を体験してみたいわ" と言ってもらいたいのです」
27年間、自然光での撮影を続けてきた Sue は、ある展示会で、ファッションフォトグラファーの Lindsay Adler が Profotoのライトを使って撮影しているのを見て、自分も使ってみたいと思いました。「自然光を見て、使って、操るのと同じように、スタジオライトを捉えるようになりました」と彼女は言います。
「そして、Felix Kunze がストロボで何ができるか、本当の可能性を教えてくれました。これはアイロニーですが、1980年代の古いスタイルのスタジオライトを捨てて、自然光での撮影経験を積み上げた後、再び私の情熱はストロボの光へと引き戻されて、ストロボを使った自分のスタイルを再構築することになったのです」
最近の撮影では、Sue は Profoto B1 オフカメラ・フラッシュに、お気に入りの2つのライトシェイピングツール - アンブレラ ディープ ホワイト XL と RFi ソフトボックス オクタ型 150cm を組み合わせたライティングを使用しました。アンブレラを取り付けたライトは被写体の真上に設置し、ソフトボックスは背景をかするように配置して、背景にも光が流れるようにしました。