The world is my studio with Vanessa Joy | Profoto (JP)

Vanessa JoyがProfoto A1でバーンウェディングフォトに自然な光を演出

02 10月, 2017

執筆者:: Seth Chandler

ウェディングフォトグラファーのVanessa Joyの代名詞は、生き生きとした軽やかな空気感です。最近、Profoto A1を使用すれば、どこで撮影しても自然な空気感を醸し出し、日中でもゴールデンアワーを演出して世界を自分のスタジオに変えられることを発見しました。

「クライアントに自然な空気感の写真を提供するのが私の撮影スタイルです。ですから、オンカメラでもオフカメラでも、自然な光のストロボが必要です」と彼女は語りました。

Vanessaに連絡し、「世界が私のスタジオになる」というテーマで、世界最小のスタジオライトである新製品のProfoto A1を使った試し撮りに興味はないか尋ねたところ、とても乗り気でした。というのも、彼女はB1やB2、他社のオンカメラ・フラッシュを長年使用しており、Profotoがどのような新しいコンセプトでアプローチしたのかに興味を引かれたからです。

2台のA1をバーン (納屋) ウェディング会場に持ち込みました。彼女は以前の経験から、この会場での撮影の難しさを感じていました。「この会場は床がレンガ造りなので、いつもは仕上がりに変な赤い色味がかかってしまうんです。ところが、A1を使用すると、肌のトーンのバランスを調整し、写真全体をまるで自然光で撮影したかのように見せることができました」と彼女は言います。

結婚式はもちろん昼間に行われたため、アーチを背景に歩く新郎新婦の写真を撮るためには、日没後の薄明、ゴールデンアワーを演出する光が必要でした。「A1の上部にカラーフィルターをマグネットで取り付けるだけで、やわらかく美しい光を演出できました」と彼女は言います。

次に、アシスタントにA1を持たせ、カップルの真後ろに立たせました。「イメージ通りに撮影するため、カメラの電源を入れて露出を設定し、A1をTTLモードに設定しました。イメージしたのは、晴れ舞台の日にあたかも太陽が祝福の光を注いでいるかのような写真です。撮影にはまったく時間がかかりませんでした。私にも時間がなかったので、とても助かりました!」

2台のA1を1つのシステムで

披露宴の頃には太陽が沈んだので、Vanessaはここぞとばかりに、橋の上に立つ新郎新婦を被写体にして、A1がより複雑なライティングでどのように機能するか試してみました。「この素晴らしい機材をどうしたらクリエイティブに使いこなせるのか、自分自身に問いかけました」と彼女は説明します。「魔法のような演出の写真が欲しかったので、B2にオレンジのフィルターを取り付けてカップルを照らしました。色を補正すれば、すべてが青みがかるはずです」

B1とB2にOCF ビューティーディッシュ ホワイトとディフューザーをセットアップすると、2台の大型ライトでは届かない、さまざまな場所にも光を当てたいと考えました。そこで、A1にカラーフィルターを素早く取り付けると、それらを垣根と木の幹の影に置いて、思い描いたイメージを演出しました。そして、Air Remoteを使用してすべての光をコントロールしました。「A1と他のProfoto製オフカメラ・フラッシュとの相性は抜群で、セットアップも簡単でした」

決定的瞬間を逃さない

Vanessaにとって、リチウムイオンバッテリーは大きなアドバンテージとなりました。「単3電池を何度も交換することなく、 1日中撮影できました」

Vanessaによれば、バッテリーパックの持続時間の長さ、それにリサイクリングタイムの速さがストレスと作業負荷を軽減してくれたと言います。ストロボのせいで決定的瞬間を逃すことはないと確信できるので、より優れた写真をクライアントに提供できます。「機材の心配する必要がなければ、クリエイティブ作業に専念し、ゲストとも余裕を持って談笑できます」と彼女は語りました。「機材の取り扱いに不満があり、操作に手間取っていると、こうは行きません」

Profoto A1は軽くて持ち運びやすいため、披露宴の場でも自由に持ち歩けました。「クライアントから控室のおばあちゃんの写真を撮ってほしいと言われたら、すぐに飛んでいって撮影できます」

結論として、Vanessaはこうまとめました。「どんな撮影場所でも軽やかな空気感を演出したいと望む、自然光を重視するフォトグラファーにとって、Profoto A1は画期的なライトです。世界が私のスタジオになるのですから」

執筆者:: Seth Chandler